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2007/02/06(火)
コガネメキシコインコ ななごんの記録D
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D結局泣きはらしたのは自分だった。 都会には鳥にも詳しい経験豊富な獣医さんがなんとかいらっしゃる。 しかし、富山でたよりになっている獣医さんはまだまだ勉強中だ。 素人判断で行った給仕をしなければ、ななごんはもう少し持ちこたえていたかもしれない。 結局泣きはらしたのは自分自身だった。
しかし、なぜななごんは真菌症になったのだろう。そして、食滞を起こしたのだろう。 世話の仕方は?掃除の仕方は?食べ物は? ストレスを与えるようなことはしていなかっただろうか? 異物を飲み込んでいた可能性はないだろうか? 色々考えてみた。 数冊読み返して、気にかかったのは以下の文。
胃腸炎 ・梅雨時や夏場の気温や湿度の高い時期には痛んだ餌や水を口にすることによって起こる場合が多く見られます。。 ・特にペレットが主食の場合は湿気ったりしないようしっかり管理します。
胃腸炎は真菌症・食滞とも関係している。 水は大丈夫だったか? 鳥達はよくペレットを水につけて食べているから、汚れているようなら朝晩取り替えている。 ななごんだけが食べていたものはなかったか? ななごんは大型オウム用の餌も少しは貰っていた。 乾燥バナナ・アーモンド・落花生 卵の黄身・さつまいも・・・ しかし、いずれも少量。 ジュリアが食べ残したゆで卵の黄身をつまみ食いすることもあったが、時間がたったようなものは食べさせていない。
そう思ったとき、気付いた。 ななごんはおやせのジュリア用に用意した、ハイエネルギータイプのペレットを毎日つまみ食いしていた。体力をつけるのにいいだろうと許していた。 しかし、そのペレットをジュリア自身はなかなか食べず、次第にシードの量が多くなっていた。 そのペレットは地元のペットショップで購入したものだった。開封したのは去年の6月頃。 その前まではネット通販で買ったものを使っていた。 買い物ついでに買ってきたものだった。 すぐに匂いをかいでみた。 すっぱいような変な匂いがする。 すぐに通販で買った同じタイプのペレットを開封し、匂いをかいだ。 香ばしい、いい匂いがする。
これか!
すぐにジュリアのペレットを新しいものに取り替え、シードの量を減らした。 ジュリアはペレットをたくさん食べた。
よく考えてみればわかることだ。 地元のペットショップで、大型鳥の、しかもハイエネルギータイプのペレットを買うものなど自分しかいないではないか。 いつ仕入れたかわからない古いものだったのだ。
素人判断だから、絶対にこれが原因であると断定はできないが、可能性は高い。
今頃気がついても、もう手遅れだ。 取り返しはつかない。
だが、これを読んだ方で、鳥さんにペレットを与えている人がいらっしゃるのなら、確認して欲しい。 ペレットは古くなっていないか。 湿気ったりしていないか。 変な匂いはしていないか。
お話にならない失敗談だが、参考にしていただければありがたい。
御礼 この度はたくさんの方からお悔やみ・励ましのメールをいただきました。 『泣いてしまった』 『ななごんのファンでした』 と言ってくださる方もおいでになり、驚くとともにたくさんの方々にななごんが愛されていたことを痛感いたしました。 思いつきのままに書いてきた日記ですが、これほど楽しんでいただけていたということを知り、驚くとともに、感謝の気持ちもどう表現してよいかわからないほどでした。 少しは元気が出てきたように思います。 ありがとうございました。
写真撮影日時 2007年1月25日 午後7時15分 撮影者 末っ子のむっち ななごんがどこかに飛び立っていった直後の写真 今日もむっちはななごんの遺骨が入った袋に手を合わせ、「お休みななごん」と言ってベットに行きました。 優しい子です。
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