|
2007/05/20(日)
最近のおもちゃC 十薬(じゅうやく)
|
|
|
十薬とは1000年の古来より民間薬と使用されてきた薬草だ。 その薬効の高いことから、薬草会の重役、いや、王様と言える。 広島に原爆が投下され、焼け野原になったあと、一番最初にその緑の葉を出したのがこの草だったといわれている。 そのしぶとさから、江戸時代までは『シブキ』というのが本名だったらしい。 『医者要らず』という異名をも持つ。 しかし、いくら薬草だからといって、むやみに愛鳥のおもちゃにしてはいけない。 食べ過ぎると下痢をする。 幸いジュリアは葉をちぎって落として遊ぶだけだから、下痢をする心配はない。 しかしやっぱり愛鳥にこんなもので遊ばせてはいけない。 あくまで急場しのぎのときだけだ。 夏場の灼熱地獄の中でも害虫もつかずに元気なのはこれだけだ。 ジュリアが羽をかじっているのに暇もなく、おもちゃもないときにだけ「くさい〜〜」と言いながらおもちゃにする。 プラスチックのおもちゃの破片を飲み込むよりましだからだ・・・。 ・・・・・・・ ・・・ ・・ ・ まあとにかくジュリアはドクダミの臭いはまったく気にならないらしい・・・。
|
|
|
|