DIARY
日記というか写真集…ときどきマンガ
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2007/06/10(日) ジュリアの植物案内B
公園内のどんぐりの木は2種類だけかと思っていたが、よく見ると3種類だった・・・。
秋になったらどんな形のどんぐりなのか、調べに来よう…。
『食べられる』って書いてあるし…。

2007/06/09(土) ジュリアの植物案内A
公園内にはシラカシがありずぎるほどある。
『となりのトトロ』の世界を味わえるね・・・。

2007/06/08(金) ジュリアの植物案内@
毎日同じことをしていても面白くないから、たまには勉強してみようと、木にかかっている札の写真を撮ってみた。
大きいほうのどんぐりさんは『マテバシイ』だったね。
なかなか思い出せなかったんだ・・・。
秋になったら食べてみよう・・・。
でも、駐車場の拡張工事のために、マテバシイが数本切り倒されてしまった。
寂しいなぁ・・・。

2007/06/07(木) もう一回散歩…
階段のおりくちのところに陣取って『もう一回散歩に連れて行って!』と主張しているところのジュリア…。
・・・あきらめておくれ・・・

2007/06/06(水) ノーメイクに終わった
ある日、珍しくお化粧をしようと思ったのだが、鏡台をベル君に占領されていた・・・。
いかん…ケージの扉を閉め忘れていた・・・。

2007/06/05(火) へんてこりんな口笛演奏
日記にときどき「へんてこりんな口笛演奏」と言う表現が出てくるのだが、やっとビデオを用意できた・・・・。
今回のは2曲ほど混ざっている・・・。
もっと変なのが撮れたらUPしようと思っております・・・。

http://image.blog.livedoor.jp/midagahara_monmon/imgs/5/9/5910a522.wmv
↑のURLで見られない場合は紅劇場に行こう!↓
http://blog.livedoor.jp/midagahara_monmon/archives/54400033.html

(写真 早明大を散歩に同行させたときの写真。しかし、一人で犬と鳥を2羽連れて行くのは安全上問題があるので、むっちが手伝ってくれるときでないとできない。でも、最近むっちはお散歩に付き合ってくれないんだよな・・・)

2007/06/04(月) お散歩小話 その6
ジュリアのことばかり書いたが、お散歩には当然わんこの毛毛(中国語読みでモンモン)も同行?している。
ジュリアのお散歩には実は毛毛が重要な役割を果たしている。
なにせ、注射をしようとしている獣医さんにもおしっぽを振るわんこだから、小さい子にさわらせても安心なのだ。
とかく子供はジュリアをさわりたがるから、
「オウムさんは怖がり屋さんだから、さわらないでね。わんこならさわっても大丈夫だよ。かまないからね」
と言うと、子供たちは毛毛をさわりだす。
子供たちの注意をそらす役目をしてくれているのだ。

毛毛も今月で10歳になる。まだまだ元気だ。

「犬友達」も多い。
「犬友達」というのは、相手の苗字も家の場所も知らないのに、お互いのわんこの名前は知っている…という、お散歩で出会うお友達のことだ。

「犬友達」の皆さんはジュリアのことはすでによくご存知だから、たまに出会うと、
「ジュリアちゃんどうしたの?去年はきれいになってたのに」
と心配されたりする。
だから、
「いや〜、最近『散歩に連れて行け!』いうて羽かじるがです。どもこもならんちゃ〜」 (注 富山弁)
などと雑談したりする。


さて、これも最近のこと、
「人間落ち込むこともあるよな〜〜〜」
などと、つらつら考えながら歩いていると、向こうから中型の洋犬を連れた人が歩いてきた。
初めて見るわんこだった。

『カッコイイ』わんこだな〜〜。
種類は何だろう・・・?
アメリカンコッカスパニエルか何かかな??
などと思いながら近づいた。
そして「こんにちは」とあいさつをかわした。

中型犬の飼い主さんはジュリアを見て言った。
「カッコイ〜!!!」

・・・・・そ、そうだよね!ちょこっとハゲているけど、ジュリアはやっぱりカコイイよね!!

中型犬の飼い主さんは続けて言った。
「だって、犬を連れて、腕にオウムを乗せて歩いていらっしゃるんですもの」

・・・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
・・・・・・あの・・・カカカカ・・『カッコイ〜!』と言うのは『ワタシ』のことですか・・・!!!!????
・・・・・・・・
・・・・
・・・う〜ん・・・やっぱり言っていただかないよりは言っていただいたほうが、うううう・・・うれしいような気がしないようでもないような気がしないでもなくて・・・・・$ж☆ヾЯБ?????
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・
・・・
ジュリアと毛毛(モンモン)のおかげで『カッコイ〜』と言っていただいてしまった・・・・・。
よし!
落ち込んでなんかいないで、これからも『さぶいギャグ』を少しでも多くぶっ放せるよう、ネタ探しに勤めることにしよう!
そう、決意を新たにするのであった・・・・・。

2007/06/03(日) お散歩小話 その5
ジュリアを引き取ってから2年かけて、ジュリアの翼はほぼ完璧に生えそろっていた。逆に言うと、根元までかじってあった翼がきれいに生えそろうまで2年かかったということだ。

いつもなのだが、「きれいになってきたな」と思った頃にジュリアは羽をかじり始める。
始まったら止まらなくなるらしく、一気にはげる。
足がきれいになったと思ったら、足ばかりかじりだす。
胸がきれいになってきたなと思ったら、胸の辺りばかりかじる。
翼も一緒だった。
冬の間にかじり切ってしまったのだ。

翼が生えそろってもジュリアは飛べなかった。
筋力が弱いからだ。
飛ぶことを知らないジュリアにとっては不必要なものなのだろうと、プラス思考で考えたりもする。

さて、そんなハゲハゲオウムを連れてお散歩しているのだから、自分はかなりの根性よしである。

鳥の毛引きについては一般的には知られていない。
下手をすると、虐待しているのではないかと疑われるかもしれないし、「珍しいオウムを自慢して連れ歩いているのだろう」ともとられかねない。

地肌が見えている部分に気づいた人には
「その鳥病気ですか?」
と、言われることもある。

顔の周りははげていないから、
「真っ白できれい〜〜!黄色い頭の上の羽が素敵!」
と、言われることもある。

しかし、一番多い質問は
「飛ばないんですか?」
だ。
「いろいろ事情があって飛べないんですよ」
と、答えることが多い。
詳しく話していると長話になってしまうからだ。

現在、風切羽はずたぼろ状態だが、ジュリアは水浴びをしているとき以外は翼を広げないので、それは目立たない。
なによりお散歩をして、できるだけ羽をかじらせないようにすることと、日光浴をさせて丈夫にすることのほうが重要だろう。
ジュリアはお散歩が大好きなのだから。

今年の春先のことだ。
さあ、お散歩シーズン到来だ!と、爪の先を切ってお散歩を開始した。
翼はかじりきってしまっていたが、広げなければわからない。一見きれいなオウムに見える。

散歩中に出会った人に
「飛ばないんですか」
と聞かれたから、
「いろいろ事情があって飛べない子なんですよ」
と、答えた。
ふと見ると去年のどんぐりが落ちていた。
まだきれいなどんぐりだったので拾おうとしゃがんだら、なにせ爪を切ったばかりだったから、ジュリアはすべって腕から地面に仰向けに落ちてしまった。
天に向かった足が宙を切っている。
ジュリアは起き上がろうと翼を広げた……。
根元までかじってある翼がまるみえになってしまった。

すぐに腕を出したら、仰向け状態から懸垂し、腕に乗ってきた。
気恥ずかしいようなあせった顔をしながらも、とぼけた表情をしている。
「ははは‥ジュリア〜、羽無いのばれちゃったね…」

そこで言い訳がましく、鳥の毛引きについてや、飛べないわけなどを長々と説明する羽目になった…。

まあ、そんな日もあるさ…。

(写真 最近のジュリアの翼の様子。冬の間にジュリアは「うちわ」だけでも30枚破壊しつくしている。羽かじりを防ぐためには「うちわ」が300枚あっても足りないだろう…)

2007/06/02(土) お散歩小話 その4
ジュリアは「こんにちは」と「バイバイ」を明らかに使い分けている。
近づいてきてほしいときや、安全だと判断した場合は「こんにちは」。
離れて行ってほしいときは「バイバイ」だ。
警戒している時はだんまりを決め込む。

向こうから大型犬が近づいてきたときは「ごあいさつは?」と言っても「バイバイ」と言う。
髪をきんきらきんに染め、最新流行の派手な格好をし、サングラスをかけたお兄さんたちにも「バイバイ」と言ってしまう。
言われたお兄さんたちは「嫌われたな…」と笑いながら去ってゆく。
小さな子が、拾った木の枝を手に持っているときも「バイバイ」と言うことが多い。そういう時は「オウムさんは棒を怖がるから、後ろに隠しておいてね」とたのむ。たいがい、子供たちはちゃんと言うことを聞いてくれる。
手を伸ばしてくる子も苦手だから、「オウムさんは怖がり屋さんだから、手を伸ばさないでね。」と教える。

困るのはデイケアハウスから散歩に来ているお年寄りの方々が近づいてこられた時だ。
認知症のお年寄りもいらっしゃるわけだから、ジュリアは雰囲気を察知して、警戒態勢に入ってしまう。
そして、だんまりを決め込む。
神経質な種類の鳥だから、何かしら違和感を感じると、警戒してしまうのだ。
オウムの「こんにちは」の一言で、認知症のお年寄りの方々も喜んでくださると思うのだが、なかなかうまくはいかない。
まだまだ『癒し系』のオウムにはなれないな…。

最近のことだ。
そろそろ帰ろうかと歩いていると、向こうから子供を抱っこしたお父さんとその子のおばあさんらしい人がやってきた。
お父さんはお子さんを車に乗せた。

その時、品のいい感じのそのおばあさんがジュリアに気づいた。
とても優しそうな方だったので、ジュリアは喜んで「こんにちは」とごあいさつをした。
おばあさんは「ちょっと、ちょっと」と息子さんに声をかけた。ジュリアに気づいたお父さんは急いで車の中からお子さんを抱き上げ、お子さんがオウムを見えるようにした。

一瞬、心の中に緊張が走った。
そのお子さんは重い障害があり、体を自由に動かせなかったのだ。
それでもジュリアに興味を示し、その動かしづらい腕を、一生懸命ジュリアの方に伸ばしてくる。
ジュリアが警戒してしまう状況だ。
「バイバイ」しか言わないだろうということも十分予想できた。

いつものように「ごあいさつは?」と言ったが、やはりジュリアは「バイバイ」と言ってしまった。

笑みは絶やさなかったが、心の中はかなりあせっていた。
頼む!ジュリア!「こんにちは」を言って!

優しくジュリアに言った。
ゆっくり言った。
「ジュリア、お願い、『こんにちは』って言って?」

ジュリアはちょっとだけ考えて、言った。
「こんにちは」

お父さんは微笑んでお子さんをまた車に乗せた。
おばあさんも「ありがとうございました」と言って車に乗った。

ジュリア!ありがとう!「こんにちは」と言ってくれて!
ジュリアに頬ずりしながらなぜまわした。

・・・・・
しかし、あせったなぁ・・・・

2007/06/01(金) お散歩小話 その3
近くの公園は遠足先としてもよく利用されている。
芝生の広場は自宅の窓から見えるので、散歩に出る前に確認する。
幼稚園や保育所の子供たちが遠足に来ているようなら、お弁当が終わった頃に行くようにしている。
自由時間になった子供たちが落ちている小枝を拾ったり、去年のどんぐりを見つけたり、思いっきり走り回ったりしている。

自由遊びをしている場合はジュリアはたちまち子供たちに取り囲まれてしまう。
そして、「こんにちは」を何回も言うことになる。
・・・・・・いい加減にいやになってくると、「バイバイ」と言ったりもしているが・・・。

あまり自由に子供たちを遊ばせない幼稚園(保育所)もある。
そういう場合は「知らないおばさん」には子供たちは近づいてこないし、近づいても行かない。
全員そろってきちんと並んでお散歩をしている。
ジュリアはちょっと離れたところでのんびり日光浴だ。

しかしある日、年配の責任者の先生が近づいてこられて、腕に乗っている白い物体の正体?に気づいた。
ジュリアが喋ることがわかると、列を作って歩いていた子供たちを連れてこられた。
子供たちはきちんと並んだまま、声をそろえてジュリアにごあいさつをした。
「こんにちは!」
元気のいい、はきはきとしたごあいさつだった。

さすがのジュリア先生もこういうパターンは初めてだったから、緊張の面持ちで冠羽をピンと立て、首を細く伸ばし、必死に言った。
「こんにちは!」
子供たちは勿論喜んだ。

ニコニコした子供たちの笑顔はたまらない。

(写真 ヤマモミジの実 紅葉の実は野生の鳥やニホンザルも食べている。ジュリアはこれをお散歩の途中で食べるのを楽しみにしている。)


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