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2007/07/01(日)
松かさ収集大作戦報告書
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去年公園の松の木についていた緑色の松かさをジュリアに与えてみたところ気に入ったようで、その鱗片を一枚一枚はがして遊んでいた。 大のお気に入りのおもちゃになっている。 茶色の松かさは好きではないようで、見向きもしない。
緑色の若い松かさができる季節になったので、収集に向かうことにした。
毎年きちんと剪定されている松には松かさはできないが、公園などにある松には結構たくさんついている。 まあ、ヒールを履いた状態で爪先立ちをしてたとして、管理人が手が届く高さはせいぜい2m30cmまでだ。 マジックハンドがあればもっと高いところの松かさも取れるのにな…。 さすがに三脚まで持っていって取る勇気はない。 不審者と間違われるような気がする・・・。
ま、とにかく大きい松かさに手を伸ばしてつかんだ瞬間、ぬるっとしたいやな感触があった。 ギャ〜〜!! エダマツカサアブラムシを 指でつぶしてしまった〜〜!! 気持ち悪い〜〜!! ヒィ〜〜〜!!! 何を隠そう、管理人は虫が大の苦手なのだ・・・。 白くて粘々した気持ちの悪いアブラムシが松かさの根元に群生していたのだ。 今年は大発生しているようだ。 三歩後退して右に迂回し、ウエットティッシュで手を拭き、アブラムシがついていなさそうな松かさを捜し、手を伸ばそうとしたら、 ギャアギャアギャア〜〜!! マツケムシダ〜〜〜!! そこには巨大なマツケムシがいたのだ。 (注 マツケムシの毒針毛に触れると皮膚炎を起こすので、絶対に触らないように!)
撤退するか作戦を続行するか否か大問題である。 まるで生死の境目のような気分だ。 松かさがないとジュリアが羽をかじる・・。 気持ち悪いのを我慢してでも収集すべきか!?
そこで、プラス思考を試みる。 ムシムシが元気だということは殺虫剤などはかかっていないということだ。 きれいに洗えばジュリアは安全に遊べるではないか!? ここでひるんでなるものか! 作戦続行を決意するに至った。
決死の覚悟で松かさを取り、ナイロン袋に入れ、家にもって帰った。 そして、環境に優しい「重曹」をたっぷりまぶし、一個一個歯ブラシでこすりながら洗った。 お湯の方がきれいになるかと思ったら、今度は松やにで手がネトネトになってしまった。 どうも水で洗った方がいいようだ。 最後は手についた松ヤニを取るために重曹で数回こすり洗いをした。 (注 松ヤニはエタノールで落とすことができます) 体中にジンマシンが出そうなほど過酷な作業であった。
洗浄後の松かさは松ヤニで光っていた。 数日乾かせば遊ぶのにちょうど良い状態になるようだ。
ヒィヒィ・・・・・
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