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2010/10/14(木)
235 女性職人
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和室から洋室にする場合、床をフローリングしてからクロス張りです。 そこは素人さんの悲しさ。フローリング作業が遅れ、内装屋さんを1日足踏みさせた。
おととい、内装屋さんは道具だけ運び込んだだけ。 そして置いてあった伝言の字がやけに奇麗。
そして自分用に持ち込んだスリッパも可愛い。 行儀よく揃えてあり、今までの出入りの職人さんとは違った雰囲気を漂わせている……
やはり昨日、現場に現れた職人さんは女性でした。
東京でインテリア関係の仕事で培った手技で、一本立ちして15年になるという。仕事はさすが選別の厳しい東京仕込み。緻密で丁寧。 パテ詰めから始まる下地を手抜きせず、たんたんと。腕は確かだ。
こちらが作業中に耳にする足の運びの音は男性と大違い。すり足の音が軽やかでリズミカルだ。男だらけの現場の花ですね。
私と同年代。ご多分に漏れず、父母の世話のため帰省。 手に職ある強み。決して無理せず、気ままに仕事を請けている。
最近、彼女は糊付け機を新調したばかり。 「私と機械のどっちが先にイカレルか……」と笑うが、 いつまでも現場の花でしてほしい。
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