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2010/12/02(木)
284 歴史曼荼羅!?
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取引先の事務所で見掛けた壁一面の曼荼羅!? “のようなもの”は一体何!?
目を凝らすと、その時代時代を象徴する顔、地図、歴史的建造物などがモザイクのようにびっしり。傍には短文のコメント。
一枚紙の両端の太い帯は歴史の流れ。 世界史、日本史、中国史、朝鮮史の帯が合体したもので、同時代の事象が横断的に分かる。
何という力作。こんなビジュアルで日本と世界がリンクする1枚物の歴史年表はみたことがない。
日本の歴史に誇りを持てない若者がまん延するなか、歴史に正面から向かい合えるようにと、祖父が孫に作り続けている。
眺めるだけで歴史が分かる!! がコンセプト。 孫の中学入学に合わせて作り、手直しを重ね、まだ完成をみないが、その孫は来年大学入試を迎える。
作者は七〇代の建築事務所経営者で1級建築士。 大型印刷はお手の物。 自前のプリンターで艶有りカレンダーのような仕上がり。
昨今の歴史教科書に対する戦前生まれからの小さな異議申し立てでもある。「欲しい!! 」と、叫んでいました。
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