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2010/03/03(水)
仙台の夜は更けていく 2
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仙台1泊目の朝、除雪車の轟音で目が覚めた? のではなかった。チェーンを装着した大型車が行き交つた轟音だった。写真の雪景色は、早朝の宿泊したホテル前の青葉通り。昨夜のタクシードライバーが言うようにへんてつのない3月の風景に過ぎないとしても、都市美にあふれていた。 夜。そのホテルの最上階のレストランで食事をした。ライトアップされた2本のテレビ塔が、高層ビルの窓明かりに負けずに存在感を示していた。 ウェートレスは一方のテレビ塔を、バスガイドよろしく手の平に乗っけるようにスッと伸ばして、「明日は晴れですね」と、ほほ笑んでくれた。そうなんだ、天気予報もしてるんだ!! 秋田市の大森山のテレビ塔。数えるのも面倒くさい!! 何本もそろったんだから虹色にでもライトアップしろ!! ついでに風車も。 仙台は洗練され、おしゃれだ。秋田とはでは立地、交通インフラなど仕掛けが違い、人が人を、物が物を呼ぶ循環が出来上がっているように思う。 まあ、ファンダメンタルの違いはどうしようもないにしても、美術館を目玉に据えて市街地を活性化させるというのには、ため息しか出ません。落差を考えていると夜景がうるんで見えてきました。 「仙台には美女はいない」と、秋田では言い古されてきた。しかし、かのウェートレスのスタイル、言葉、しぐさ、笑顔のかわいかったこと!! 「仙台に美女はいない」は、今となっては秋田人のやっかみだ!?
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