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2010/03/07(日)
ゴルファーの“踏み絵”
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何年か前、「ゴルファーには二種類しか存在しない。すなわち夏坂健の本を読むか読まないか」という、やけに上から目線の挑発的な文章に出くわした。 知らなかった!! ゴルファーに“踏み絵”があったとは!! 夏坂の名さえ初耳。大慌てで本屋に走った…、なんていうのは大昔の話。同好の士に気取られず、知識不足を補うのにネットサーフィンは最適。関連本を買い漁った。 レッスン書? うんちく本? マナー本? 大笑い、にんまり、時には涙、こんなのあり? やりすぎだよ!! の数々のエピソード満載。 ゴルフに対する深い深い愛情を感じた。それも片思いに近くて、切ない気がした。 雪も消え、秋田カントリー倶楽部は昨日6日からオープンした。私は開業2カ月足らずで、気持に余裕がなく初ラウンドは当分お預けだ。 最初に紹介した文章は、ある新聞が夏坂の世界を紹介したもの。一方、夏坂のエッセイを「リンクスにわたるそよ風」と、表現した評者がいたが、この評価がぴったりだと思う。 没後8年。自分の本が“踏み絵”(=大げさな表現ですみません)にされるなどとは、夢にも思わなかったのではないか。 夏坂の世界に遊んで、ラウンドできないうっぷんを晴らしたい!!
写真中央は夏坂の「ゴルファーを笑え!」の単行本。“踏み絵”をイメージしました。下の黒い物体は、私の靴のつま先です。
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