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2010/05/11(火)
ウッドのペーパーウエート
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昨日の夕方、電話連絡簿に専務(女房)の字で「ドクターがウッドのペーパーウエートを明日取りに来る」とある。???? 詳細を知ろうにも専務は文化会館で観劇中、携帯もかけられない。
持ち時間は今夜だけ。「コンビニ弁当食って作業開始!! 」
ドクターの「もうやぁ〜めた!!」は、突然やってきたことは、ウッドの汚れを見れば歴然。水洗いやらタワシ掛け。作業終了は9時30分。
専務が帰宅し事情が徐々に。「ドクターは、私が作ることが前提の話ぶりだった」…… されば、わたしが送別の酒席で約束?? 冷や汗タラリ! アイアンのペーパーウエートを気に入っていただき、気を良くして……
作業中に木と金属との絶妙な相性を感じた。グラビアはイタリアの銃メーカーの工場内。弾丸を発射する機関部の衝撃を和らげて肩に伝えるのは木部。クラブヘッドの木部の役割はそれとは違うにしても、木部に組み込まれた金属の収まりなど、職人の手仕事を感じさせる。
木に狂いが生じないよう、何年も乾燥させ木取りなど熟達の技能が欠かせない。 新旧を比べると、ネックの部分の膨らみなどは素朴な民芸品。徹頭徹尾工場生産される最新のウッドとは違い、手の平で包むとパイプのようなぬくもりのある質感が嬉しかった。
まずは、約束が守れてほっとしています。
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