|
2010/05/24(月)
みらい食堂!?(番外編・賄い食)
|
|
|
ソーメンを食べる度、思い出すだけでよだれが出るシーンがある。
東京での独身時代。私鉄のとある駅近くのとんかつ屋さんの昼下がり。 出前を終えたあんちゃん2人が汗まみれ。大将がゆでている麺を待ち構えている。 麺は、やわなソウメンであってはいけない。それよりぶっとくて存在感のある、冷麦でなければならない。
ゆであがりを冷水にさらして、めいめいの皿に盛られた量が半端でない。小山のよう!? 食べ方も大胆。付け汁はチョコでなく、どんぶり。薬味は手づかみでドバッ!!
「暑かった」(ズーッ!!) 「何件?」(ズーッ!!) 「何ぼ何ぼ」(ズーッ!!)
出前の件数を確認する単語のやり取りに交じる麺をすする音の絶妙さが、さらに食欲をそそる。こんなおいしそうな食事にありつけるなら、バイクでの出前は無理にしても、自転車なら…。そんな苦労もいとわない!!
でも、最後まで一緒にどうだ? とは言ってもらえなかった。 昔は再現を狙って、同じようなことをしたことがあったが、食べくたびれるだけ!!
おいしさの薬味は一味唐辛子やネギだけでないのよねぇ〜
|
 |
|
|