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2010/06/22(火)
121 トルコ土産のCD
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昨日、トルコ土産の音楽CDを友人が届けてくれた。 何とも日本人の心をくすぐる撥弦楽器のイントロ。それを包み込む擦弦楽器の優しい音色。そして、それに演歌歌手の甘い声のボーカルを乗っければ完璧に演歌ですね。それも物悲しい系!!
タイトルは「CAPE ANATORIA iSTANBUL2010」。全曲インストルメンタル。 例えば寂しげな湖畔で、きれい系の女優が回想に耽っているときに流れてくるような、厚かましくなく、そしてさりげなく彼女の心の動きを優しくなぞる……そんな曲調だ。
日本の演歌、韓国の演歌そしてトルコ音楽(アラベスク)には通底するものがあるとの論考を読んだことがあり、その時から是非聞きたいものだと焦がれていた。
最後の14曲目は喜太郎の「シルクロードのテーマ」のカバー曲。 「聞き覚えのあるメロディー」と、意識を切り替えなければ、この曲も違和感なく“トルコ産”と思うところでした。
すべて、日本人の琴線に共鳴するメロディー。 イスタンブールなどで、大音量のスピーカーからこんな曲が流れたら、日本人はたちどころに望郷の念にかられるのでしょうね!!
キーワードはシルクロードですね。 でも、中心部分をなす中国の音楽とはちょっと違う感じ。 両端でありながら、心に共鳴ずるものがある。不思議ですね。
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