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2010/07/14(水)
143 「行ってみっぺ」
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那須在住の元社長秘書から、絵手紙が届いた。「虎の尾夏の花」 宛名の下には、単刀直入に「ごちそうさまでした」から始まるお礼と、東京で一人暮らしになる母親を気遣う短文。
同時発送の封書には、ゴルフ場付きのリゾートホテルの招待券とパンフ。そして手芸のコピー。
パンフのキャッチが気に入った。 そうだ! 「那須に行ってみっぺ」
栃木弁を自虐的に笑い飛ばす漫才コンビが好きだ。 最近、ふと耳にして面白かったのは、同じずーずー弁を話す福島県人から「同じ東北人。ガンバっぺ」と励まされて、 「一緒にするな! 俺は関東だ! 」と、切り返すネタ。
私もつられて笑うが、やがて悲しき…… である。
自虐ネタは、経済圏でいえば首都を取り巻く圏域内の余裕のふざけ合いなのだ。東北新幹線の青森全通となれば、ますます東北の辺境になる我が県を顧みれば、笑いも凍りつきます。
元社長秘書は秋田で3回食事。昼は女房と稲庭うどん、夜は3人でイタリアン。外食続きの翌朝は、自宅で白いご飯と味噌汁の朝食。 そろって食べる朝食が一番ですよね。
自虐的になるまい!! そうだ! 「那須に行ってみっぺ」
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