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2010/08/01(日)
161 ベスト・アンド・ブライテスト
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昨日、秋田高同期生の進藤孝生新日鐵副社長の講演を聴いた。 直前、来賓席から彼に歩み寄って会釈したのは同じく同期の金田勝年衆院議員。二人は高校時代からトップランナーであり続ける、文字通り「ベスト・アンド・ブライテスト」。このツーショットはまぶしかった。
「汝 何のためにそこにありや」が、彼の口をついた。入学時に発せられた鈴木健二校長の檄に、感銘を受けなかった秋高生は一人としていない。校長が導いた文武両道。生徒会長を務め、ラグビーのナンバー8として輝いた花園ベスト4…… タイムスリップしていた。
NHKクローズアップ現代の7月21日は「鉄高騰 広がる衝撃」。 中国など新興諸国の台頭や寡占化で新日鐵が価格決定権を失い、鉄版の“石油ショック”ともいえる荒波をかぶる業界を扱っていた。
現実はどうなのか? 寡占化は既に織り込み済みで、海外での先輩らの貢献、株持合、技術協力など、十分にクサビを打ち込んでいるとの彼の冷静な説明に、当事者としての回答を見た気がした。
沈滞する秋田へのアドバイスに、グローバル化と教育立県を挙げた。
新日鐵が国際教養大の男女一人ずつを採用予定であることに触れ、採用担当から「一橋(彼の出身大学)より偏差値高いですよ」と言われたと、会場をなごませた。
学力テストで全国トップレベルであることは、何かにつながる強みであることも力説した。 まさに輝いていました。力づけられました。
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