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2010/09/08(水)
199 土地争奪
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昨日、ハウスメーカーのセミナーに参加した。 講師は「ひとこと」90回の「クマムシを知ってますか? 」で紹介した、歯切れのいい話しっぷりの知る人ぞ知る人気! 有名! 講師。
前回は5月20日。「伏流水がある土地で儲けなさい」と、本題からそれた脱線気味の話で終了していた。今回はその続編。これもわき道の話として、某新聞の記事を取り上げた。そのテーマは「土地争奪」。
北海道の森林が海外資本に買われているという衝撃的事実。「水資源をおさえるつもりでないか? 」。買われた事実が道議会で公になったのはこの6月。制度上、法律上の諸問題が顕在化を阻んだという。それに個人情報保護法が厳格になったことも阻害要因だった。
実際水源地が外国資本におさえられるとどうなる?? 流れ込む川が一級河川の名だたる川であっても、日本のコントロールが及ばない国際河川になったりして!! これはジョーク。
買い占められた水源地域で北海道の天然○○水などと銘打って国際飲料水ビジネスを展開。影響で、下流の水位が下がり農業壊滅……これは悪夢のシナリオですね。
外国人の土地所有を制限している国が多い中、日本は法律的に無防備。いつまでも島国ということで安穏とはしていられないのだ。
講師のテーマは「これからの不動産は、エコを抜きにして語れない」。 このテーマそっちのけでこれからの国の在り方を考えさせられた。
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