|
2011/01/19(水)
332 このはしわたるべからず
|
|
|
ウィキペディアによると、「桔梗屋が一休さんに出した問題のひとつ」とある。一休さんは「この端(はし)を渡るべからず」と切り返し、橋の真ん中を堂々と渡った。
一休さんならずとも、この端は渡れない。
昨日、秋田中央署に所用があって出掛けた。戯れに雪道の不便さを体感しようと、徒歩で。“わだち”が消えた幹線道路に、直角に交わる肋骨道路を行くと、“わだち”が深い。向こうから来る車と、 “わだち”の優先権をめぐって駆け引きがあったりする……
さらに歩くと、この橋には参った。車道しかない。 「歩行者は渡るべからず!? 」
確かに両端に歩行者用のスペースはある。しかし、である。 歩車道の境界には除雪された雪壁。転落を防ぐ欄干は、雪で嵩上げされた歩行スペースを歩く人の役には立ちそうにない。 危険極まりないのである。
年に何回かは、ベランダから幼児が転落する事故が起こる。 原因は、手すりによじ登る足掛かりを不用意に置いてあることらしい。
まさに、この雪が転落を誘発することになりはしないか…… よもや、この雪の上を歩く遵法精神の強い人がいるとは思えないが。
まずは、安全確保のための雪撤去でしょう。
|
 |
|
|