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2011/01/30(日)
343 合気道とチェロ
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姪御ちゃんはかなりの晩婚。かく言う私たちも晩婚。 「姪御ちゃんと新郎の年齢を足した数字と、私たちの結婚当時の年齢の和は、ぴったり同じ」
「何と後期高齢者(75歳以上)なのです!!」と、笑いをとった。 そうなれば乾杯の口上はしめたもの。姪御ちゃんの父(私の兄)からは「うまいもんだねが!! 」と、秋田弁で褒められた。
姪御ちゃんは、背も高く触れれば折れそうな体型。でも合気道は五段、茶道は天目という多趣味を地で行くやんちゃ娘。ウエルカムスピーチで新郎が職業を紹介する際、途中を省くぐらい転職も重ねている。
新郎といえば学者一家の出で、独立行政法人の主任研究員。 この1月4日からは総務省へ出向しているという、理系の博士君。 チェロの腕前はかなりのもの。大学のオーケストラでは1番を弾いていたそうで、いまだにあちこちのオケから客演依頼が来るという。
バッハの無伴奏チェロ協奏曲の演奏の後、「弾くまで緊張してました。やっと気兼ねなく酒を飲めます」とやんちゃなコメント。
私も乾杯の口上まで緊張しまくりだっただけに、彼も緊張していたんだと思うと親近感がわいた。なかなかチャーミングなヤツ。
結婚生活は甘いばかりではない。 スタートラインが“後期高齢者”の二人。大人の知恵でさまざまな問題を乗り越えて、明るく楽しいご家庭を末長く築いてください。
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