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2011/10/12(水)
599 遠くから見る
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昨日、お世話になっている社長さんが来社したので、東京での法事の話などで、しばしくつろいだ。
「七回忌の間の6年間など、あっという間」と、私。
社長は70歳超。考えるスパンが長い。お孫さんが社長の実母の臨終に立ち会ったというが、彼が言うには、「その母の祖母は江戸時代生まれだからねぇ〜。孫にとったら歴史の遥か彼方だ」。そんな風に応じてくれた。
今の風俗、風習を当たり前のようにしているが、つい140〜150年前は、鎖国時代の江戸。帯刀した武士が闊歩していたことを思うと、ゆったりした歩みで発展した国もあろうが、その10倍速ぐらいで日本は駆け抜けてきたのではないか…… などなど。
朝ドラに話が及んだ。「カーネーション」にしても前回の「おひさま」にしても、昭和初期が生き生き描かれている。そして「おひさま」は「ゲゲゲの女房」よりも、高視聴率だったという。
「戦争を遠くで見ている」のも好感の理由ではないか。そんな趣旨の文章を読んで、納得した。イデオロギー臭さはなかったように思う。
東京に遠い安曇野が舞台だったこともあって…… こんな風だった。
女性が明るく、生き生き描かれるのは、 時代を超えて、見ていてすがすがしい。
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