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2011/10/28(金)
615 ラテン気質
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秋田人は、ラテン気質だ。その指摘に、奥深さとともに言い得て妙と思っていた。昨夜は、大手ハウスビルダーのセミナーと懇親会。
講師は吉本芸人で「秋田お笑い大使」の桂三若さん。出囃子に乗って、セミナーの最後の講師として登壇したが、「中途半端な笑い… 」と三若さんが、あてこするぐらい、盛り上がらない……
ラテン気質は返上!! と思っていたら、いました。ラテン気質の女性が。「はははは」と、含み笑いのような笑いよりも、0・3秒は早いタイミングで快活にかつ大胆な笑い声。笑いのツボにはまるのが素早い。
引き続き懇親会。乾杯後にステージの高座に座った三若さんが目を丸くする。明らかにセミナーとは雰囲気が違う。享楽的というか、酒が入って地金が出たというか、ラテン気質が溢れかえっていました。
「県民性よねぇ〜」。セミナーでは笑いを殺していたという女性は、相好を崩して大笑いしている。例の“ラテン女性”はさらにヒートアップ。彼女の突出した笑い声に反応して、また笑いが起きるという、笑いのウエーブが起こるほど盛り上がりました。
うまい酒においしい料理。それに笑いの渦。ラテン気質全開でした。
さて、垂れ幕の表題。三若さん曰く、落語は声色を変えず自分の声で演じるものだという。自分の声を強弱、高低、大小、緩急の八つに分類し、何人分もの声を演じ分けるのだそうだ。説得力あるトークにはこの八つが欠かせない…… 三若さんの実演に目からウロコです。
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