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2011/10/29(土)
616 三若さん続き
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前説で「ずーっと秋田が好きで、やっと願いが叶った」と、三若さんが力を込めるのは、受け狙いでしょうが、後付けでも“秋田大好き人間”になってもらえば、これ以上うれしいことはない。
秋田の人は優しい。怒った顔を見たことがない…… ずいぶん持ち上げていた。秋田贔屓になることは、まず、間違いなさそう。
彼は、「こんにちは」の挨拶の後に、さらに「お変わりありませんか」などと、一言添えなさいと言っていた。確かに、その一言で、通り一遍の挨拶ではなくなり、心が通い合う。一気に、表情も和やかに。
そして、祝辞などは、歩いて練習しなさい。話のテンポと歩くテンポは同じなので、頭に入りやすくなるそうだ。確かに、原稿を持ちながら、歩きながら声を出していたな、と、自分の体験からも納得です。
そして、落語の極意の高低、強弱、大小、緩急の八種類の声を使い分ければ完ぺきになるんだそうだ。抑揚もなく、退屈な祝辞で眠気を誘う弊害も無くなりそう…… 三若さんに習って、原稿に「強」「小」などと、書き込むのも有効かも。
プロフィールには若手噺家の牽引者として一身に期待を集める 有望株で、司会はもちろん漫談、コント、子供ショー、大道芸、 探偵、パシリなど、とにかく使える奴とある。
持ち前の行動力と若さで、県内隈なく笑いで包んでほしい…… そんな気持ちを込めて“秋田花まるっ ”
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