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2011/11/07(月)
625 大根干し
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昨年は１１月２４日付で「大根カーテン」で紹介している。
昨年も不作だった、とある。
「例年だと、ＳＫＤのラインダンスの太もものような…… 」
それが、見る影もないと、惨憺たる印象を書いていた。
昨年の写真と見比べると、今年の方が、もっと貧相だ。
「昨年は横棒を２本にしたが、今年は１本で大丈夫だ」と、畑を“間借り”している旦那さんが言うように、４畝ほど収穫を残してあるものの、それを引き抜いたにしてもスペースは間に合いそう。
オーナーご夫婦の干し場は、まだ。
収穫のタイミングをはかっているのか……
引退宣言の“間借り”の旦那さんの歳は数えで米寿。オーナーは１０歳下の喜寿。今年は、目出度い歳の巡り合わせでもある。
そのことは間違いなくご高齢である証。奥さんともども「いつまで続けられるか」との自問を繰り返しながらの畑仕事なのだろう。
でも、決して無理せず、お天道様が真上にいる時を避けて畑に顔を出す。土を耕し、植物を育て、収穫する喜びを分かち合う……
何とピュアな生活。そんな中で、ダイコンの不作など小さい小さい。
長く生きていることで、どんなことでも笑って思い起こせる“１シーン”に化学反応させてしまう。そんなパワーに学びたい。
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