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2011/12/12(月)
660 「末永く…… 」
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日曜夕、グラスを傾けつつくつろいでいるとピンポーン。 レギュラーの方だと、前もって電話があるはず。イレギュラーな方なのに、早々と切り上げる相手でもないらしい。はて??
雰囲気としてセールス等の招かれざるかれざる客でもないらしい。 そのうち、私を呼びに来た。
家の前の新住民の第1号の引越し挨拶でした。 緊張度としては来訪したご家族の方が高かったはず。隣人は選べない。気難しいオジサン、オバサンだったら先が思い遣られる……
面接結果は合格点だったろうか…… こちらはウエルカム。
30代とお見受けした。ご家族は、ご夫婦と、奥さんに抱かれた生後10カ月の女の赤ちゃんの3人。「子供がいて、何かとうるさいかと思いますが…… 末永くお願いいたします」
「末永く」は結婚式の挨拶で何度も耳にするフレーズ。 この家と女の赤ちゃんとは同じ年齢。同じ密度で歴史を重ねていく。 幼稚園、小学校、中学校… そしてお嫁入り…… 家を建てるということは、そんなことなんだとあらためて思う。
そして今朝、違う完成したばかりの家のご主人からも挨拶を受けた。「あらためてご挨拶に伺いますが、○○です。よろしくお願いします」
「こちらこそ(末永く)よろしく…… 」。カッコ内は心の中で。
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