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2011/12/20(火)
668 お節介機能
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元の会社で若い女性が、キーボードに目を落とさずピアノを奏でるように入力しているのを見て尋ねた。返事は「3カ月ほどたったら、自然とこうなっていた」。
それに憧れつつ、キーボードのポッチがついたFとJのキーに、左右のしかるべき指を置くポジションをとって…… などと、一応努力したものの、長年染みついた癖はいまだに直らない。
呼び名のブラインドタッチは影を潜め、今はタッチタイピングが主流なのそうだ。世の中では、たっぷり時間をかけて名前も変わったというのに、相も変わらず我流なのが歯がゆい……
それと、もうひとつ歯がゆいものがある。最近ではインターネットの画面上に頼まれてもいないのに出てくる画面というクセモノ。もう1台のパソコンで、それを消す方法をネット検索しているが、いまだ未解決。
日常的にパソコンに触れているとはいえ、限られた機能をほぼ反復しているだけのこと。こんなイレギュラーに出くわすと、全くオロオロしてしまう。本当に歯がゆい。
とどのつまりはアナログ人間なのだ。画面で「yes」か「no」かと、二者択一を迫られるといきなり尻ごみしてしまう。その思考経路についていけず、挙句、パソコンに怒り出したり……
こんな便利なものを敵に回したくない。必要なだけの機能で、お節介はしない…… そんなマシーンが欲しい……
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