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2011/12/31(土)
679 今年も終わり
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のんびり過ごしている。昨日の30日は、「坂の上の雲」の最終回の再放送を、見るともなく見始めてしまい、結局、引き込まれてしまった。
ここ10日ほど前から、単行本の第4巻・二〇三高地から読み返している。ドラマのテンポとは別に、シーン、シーンの間というか、はしょられた行間を読んで、肉付けをするような感じといったらいいのでしょうか……
戦争の時代を通した日本人論。そういったテーマなのでしょうか。 朝ドラの「おひさま」「カーネーション」も、多少はあい通ずるような…… 正月には「開拓者たち」が放映される。これもその流れでしょうか。
今朝、その出演者のインタビューが放映された。20代のヒロイン役は 「わたしたちは戦争を知らない世代」と前置きした。私は60代前半。 「俺たちが戦争を知らない世代」と言われたのに…… 孫の世代が自らをそう名乗り、その時代を再現しようとしている。 時代の移り変わりの早さに目を見張る。
とかく、戦争に絡むドラマはバイアスがかかる。 作る側はもちろん、見る側にも……
いつの間にか、そのバイアスが制作者のバリアーにならない時代がやってきたのか…… そして、どんな日本人像を結ぶのだろう。
「まことに小さな国が…… 」 「坂の上の雲」で流れるナレーションが心に沁みる…… 兎から辰に引き継ぎです。
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