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2011/02/01(火)
345 お上りさん
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お上りさんのオーラが出ていたとは思わないが…… 銀座のジャズスポットのウエーターから、「シーッ 」と、おしゃべりを制止された。「○○子のおしゃべりJAZZ」が進行形。
JAZZのスタンダードでなく、映画音楽が主体。バイオリンを主役に、ピアノ君や、ドラム君とのうんちく会話が合間に続く。
もちろん“お笑い”ではないので、どっと沸くこともない。演奏者は若い。だからといってセレクトした曲の年代とのギャップをことさら言うようでは、お客はしらける。お客は演奏者よりよほど年上なのだから……
演奏は超一流なのだが、演奏者をぐるり取り囲むカウンターの客の肩が固まっている。スウィングしていない。
以前は、ガチガチのジャズスポットで、今はコース料理も出すJAZZの生演奏の店。
客同士が会話を楽しみ、お酒や食事を楽しみ、そこにJAZZが流れる。勝手に、こんなコンセプトで行ったのに、皆さんが余りにも神妙に聴いているのでびっくり仰天でした。
私たち以外のお客の方が、よほどお上りさんに見えたのは負け惜しみでしょうか。と言いつつも、彼女の演奏はGOOD!! 楽しめました。
悔やまれるのは、余韻に浸りすぎて、 その夜のアジア杯サッカーの決勝を見損ねたことです。
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