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2011/02/10(木)
354 講師あれこれ
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実は一昨日、もう一人の営業マン君がやってきて、セミナーの講師談議をしたところだった。
会社主催セミナーの司会もやるらしく、曰く、「レジメを事前に配りながら、『レジメから脱線しますが……』と始める講師には困った」との経験を話していた。 私は、ちょっと違う反応をした。
講師によっては、その前置きで期待値、好感度がアップする。ぐいぐい聴衆の興味を引き付ける撒き餌の場合があるからだ。一方、外すと怖い。知識のひけらかしで、げんなりさせる場合もないわけでない。
いずれ、講師の当たり外れはあるようで、 私はどちらかといえば、“脱線”講師の方が好みだ。
昨日は、秋田タウンマネジメント講座の2日目が開かれた。 最終講座の講師の前置きは「授業のようになるので寝ないように」。 テーマは庶民に馴染みのない信託。正直、こんな出だしもありか……
実務家らしく、そつなく、パワーポイントでたんたんと。まさしく授業のよう。信託の基本のキは実に分かりやすく、勉強になりました。
欲をいえば、秋田市で東北初となる不動産証券化を手助けした経験を語ってくれたら、もっと身近に感じられたのに、と少し心残り。
そんな脱線は大歓迎。もっと身を乗り出して聴くことになったと思う。
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