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2011/02/20(日)
364 雪壁
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刑務所前の道路が広く感じるようになって、かなりの日数が経つ。 今朝8時51分の雪壁。泥はねで汚れ、断面はでこぼこしている。
標高の高い道路にも春が来ると、リール式の除雪車が造り出した 雪の回廊が、TVをにぎわすようになる。
その雪壁に遠く及ばないが、ここでも、除雪した直後は、鋭利な刃物で切り取られたような断面で、道路に垂直な雪壁となっていた。 雪壁とは大げさで、まんじゅうを半分に切り落としたような感じ……
それも今では、視界の邪魔にならないほど小さく縮まっている。
昨日もよく見かけたが、晴れ間とともに暇な男性(暇でない男性も)が外に出て、残り少なくなった雪の塊と格闘し始める。
一番の目標は、何度も解けては凍りついた氷状の雪を道路から引っ剥がすこと。「この作業が好きだ」という男性は多い。 私もガキの頃、「危ないから」と言われつつも、 手斧で氷剥がしに精を出した。
その当時の方が手強かった。固く、氷の透明度も高く、きれいだった。
この作業、雪との闘いの最終工程。
今朝の雪で、出はなをくじかれた人も多いかと思う。 気温が上がれば、春を迎える作業に精を出す人が繰り出すかも。
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