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2011/03/27(日)
398 キャンセル
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厳しい底冷え。朝起きたら雪が積もっている。 被災地の御苦労を思うと、やり切れない気持になる。
女房は今朝、銀座のホテルで朝を迎えるはずだった。 東京時代に勤めていた大手広告代理店の同期の退職祝いと、 同期会が予定されていた。
遠方からの出席者は那須高原の“別荘”の女主人と2人。 東北地方のくくりで、震災ご心配をいただいているのが申し訳ないぐらい、太平洋沿岸部の被災者のご苦労は言語に絶する。
参加者同士の無事が確認されたところで、中止、延期となった。 会場の複合施設が避難民1000人の受け入れを決めるなど、 直接的な影響もあったようだ。
東北新幹線が福島県内で寸断されている中、秋田からの空路は 北東北の数少ない東京への直通ルート。 そのシートは、広く優先度の高い人々に譲られるべきでもある。
さて、その航空チケット。4日前のキャンセルに関わらず、心配したキャンセル料はゼロ。「さまざまな会合等が中止になっているようですよ」と、鷹揚に対応してくれたという。
「でも、航空会社によっては一様ではないようですよ」 痛みを分かち合わなければならないときなのに…… 硬直した体質に唖然とします。
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