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2011/03/21(月) 393 ラジオ
ラジオって、つくづく優しく、一人一人により添えるメディアだなぁ〜
震災以来、何度こう思ったことか。

震災後に1昼夜続いた停電の際もそうだが、
電力が復旧してTVが見られるようになった後も、度々そう思った。

ラジオのリスナーから
「TVでは衝撃的な映像が流れるのでラジオに切り替えました」

繰り返し放映される街が流される映像。
正視できない方々も多いのではないか。

ラジオからは、リスナーからの飾らない素直な言葉があふれてくる。
「自分の心から希望を捨てないで下さい」
「子供の手を握ってやって下さい」

暗い避難所で、ポータブルラジオに耳を傾けている被災者に、
どれほど勇気を届けただろうか……

そして、困難にある人たちを思いやる、
普通の生活をしている人にも……

給水車に、子供連れで5時間も並んだというママからは
「アニメソングで笑顔が戻りました」という感謝の言葉が届いていた。

みんなをラジオに引き寄せるものは何だろう。

2011/03/20(日) 392 配役
「竜馬がゆく」を読み直していて、震災を境にはかがいく。
節電で早々とベッドに入るから。夢中は禁物。時計をにらみながら。

頭は単純。読んでいてやたら大河ドラマ「龍馬伝」のシーンが浮かぶ。

千葉道場の重太郎は、渡辺いっけいの顔、声。佐那は貫地谷しほりの顔、声、立ち居振る舞いなど。役者が実にリアルに演じてくれる。

島津斉彬、小松帯刀には「篤姫」の高橋英樹、瑛太が登場だ。

挙げればきりがないが、生き生きと瞼に浮かぶのは、
まさに“はまり役”だったからだろう。

豪華版の“ビジュアル”な読み方に、一人悦に入っている。

困難な状況でトップはどうすべきか? 
「竜馬がゆく」でも大将の器についてさまざま記述がある。

「大将はデーンと構えているべきだ」との指摘があったように、
感情をうまくコントロールできなかったり、空回り気味の発言や
行動には、とても及第点は上げられそうにない。

居並ぶ重臣の中央に、デーンと構える大将。
その姿だけで国民を安んずることのできる“役者”はいないのかねぇ〜

日曜日の朝の給油待ちの車列です。

2011/03/19(土) 391 「スカブラ」
昨夕、震災で中断していたFMラジオ番組で“いかさまマジシャン・
ブラボー中谷”さんの秋田弁丸出しの声が響いた。
「不謹慎かもしれないが、被災者をダッーと笑わせたい!! 」

同じころ、J−castで「いまこそ求められる?『スカブラ』と言う仕事の復権」なる文章を見た。その文章自体、コンサルタントの岩崎聖侍氏が3月14日付でアゴラに寄稿したコラムの紹介。

いわく、復興のためには節電と寄付以外は「普通以上の生活」をすべきで、「自粛しろ」「腹一杯食べるな」「不謹慎」などの声に反論する。

その上で、一切の「ユーモア」が許されない緊張状態が続くことは危険。いまこそお笑い芸人の出番。多くの人を笑わせるべきだ、と……

「スカブラ」とは、九州の炭鉱で、同僚たちと坑道に入っても石炭を掘らずに、エッチな話やお茶出しでなごませるお調子者。彼らをリストラすると、作業効率も下がり、人間関係もギスギスしたという。

中谷さんは、かつて「東京ドームデビューを飾った」と大自慢していた。
物産展の片隅でコソコソとネタを披露し、お客に不審がられたという自虐オチだった。

ゲリラ出演は得意とみた。被災地の「スカブラ」の資格は十分か……

朝ドラの「てっぱん」が、ちょうど1週間遅れで今朝再開された。
その時間だけでも子供たちと“てっぱんダンス”を踊るのもいいかも。

2011/03/18(金) 390 予測不能!?
大震災から1週間目の朝。いつものように、新聞受けに2紙。
昨日と変わりない朝を迎えたこと、
そして当たり前の日常の始まりを教えてくれる。

新聞記者の修業時代、鬼デスクから
「発表文の語句をそのまま使うバカがいるか」とドヤされた。
「誰にでも分かるように、言い換えをしろ」との教えだった。

昨日夕方、生の緊急記者会見の様子が放映されていた。
「予測不能の大規模停電が発生する恐れがある」

確かに、この短文から「大変な事態が起きますよ」との脅しめいたメッセージは伝わるが、それ以上の何ものでもない。イメージだけだ。

予測不能とは? 当事者のギブアップ宣言か? それを避けるための計画停電ではなかったのか? 小、中、大の定義は?

記者諸君は、起こるであろう危機的事態をしっかり認識できたのか?
そしておのおののメディアで、「誰にでも分かるように」伝え切ったのか?

海外メディアからは「柔らかに事実を伝えようとする傾向」
が指摘されている。
苦い薬を砂糖でまぶして飲みやすくする子供騙しであってはいけない。

厳しい現実(数字)があったとしても、受け入れる準備はある。
定義が不明確な言葉で言い繕ってはいけない。

2011/03/17(木) 389 計画停電
今日予定されていた秋田市の計画停電は見送られた。
昨日も、県南での計画停電も見送られている。

ラジオによると昨日の見送りの理由は、
降雨で水力発電の供給量が増えたためとのことだった。
意外な理由に、そんなこともありか…… 

今日の地元紙朝刊には、それに加えて復旧が予想以上に遅れ、
電力需要が見込みを下回るなどしたためとある。

残念だが、本当の理由の大部分はここにあるのだろう。

被災地はまだまだライフラインもままならない。
懸命の復旧作業により、一刻も早く電力がいきわたり、
生活再建の大きな足掛かりになることを祈るばかりだ。

そのためには、いつでも被災者の皆さんに
電力を融通する準備はできています。

直前に停電が見送られ、多少の混乱はあったが、
それは被災地の混乱に比べれば、無いと同じ。

「不便になるけど、しっかり計画停電をすればよかったのに」
と、年配の女性が被災者を気遣う言葉を述べていた。

みんなが、役立つ何かをしたい気持ちでいっぱいです。

2011/03/16(水) 388 車列
今朝の通勤途中の割山の本通り。ズラーっと並んだ車、車、車……

でも昨日のような渋滞という訳ではない。
車列はキッチリ左側に寄り、ドライバーはハザードランプを点滅させ、
給油待ちの尻尾であることを知らせている。

緊急自動車に道を譲る際の、ドライバーのルールが生かされている。
通勤する車は、車列によって狭められた車線をすり抜けていく。

横断者や小路から本通りに出る車に注意を払いながら、
より慎重に、スピードを落とし…

いつもの道路でありながら、いつもと違う表情をみせている。
今ある事態に、冷静に秩序正しく対処している。誰言うともなく……

いつもとの違いの理由は、みんなの心の内にはっきり意識されている。

FMラジオから、震災前にも増して明るい声が響いてきた。
「いつも通り以上の心構えで、いつも通りの放送をいたします」

いつものどおりの生活ができる人は、被災者に心を寄せながら、
いつも通りの生活を……

そして、キャスターが言うように
「その1秒1秒が、復興への1秒1秒である」
胸に刻もう。

2011/03/15(火) 387 渋滞
今朝、小路から本通りに出るとただならぬ渋滞。
小路からでた個所が、渋滞の車列の真っただ中でした。

でも先を急ごうと、目の色を変えているドライバーはいない。
諦め顔とは違うが、耐えているというか、感情を抑制している。

早速、目顔で1台分のスペースを空けてくれた。

震災4日目の朝。これまでいろんな事態が起こっている。
それに対処する術をみんながわきまえている。

一種の連帯感のようなものがベースだ。

車の中でFMラジオに耳を傾ける。

久慈市の女性レポーターの、
「4日ぶりの風呂で普段の生活のありがたさをかみしめている」
との肉声に、熱くこみ上げるものを感じた。

そうこうするうちに若葉町の交差点に到着。原因が分かった。
ガソリンスタンドに入る車列が、車線を塞いでいたのだ。

一家に1〜2台となった車社会。家が破壊されたら……
車が命をつなぐツールにもなる。

車列の1台1台に守るべき家族がある……

2011/03/14(月) 386 お日様
会社前の交差点の地震直後の画像(3月11日14時51分)
信号機は消え、おびえた表情で人々が道路に出ている。

すぐそばの下水道工事の交通整理のガードマンが、
出すぎたことにならないかどうかを気にしながらも、
おずおずと手信号で交通整理を始めたところだ。

次第に使命感が芽生え、自信にみちた表情。

ヘルメットが雪に覆われながらも、頑張ってくれた。

3回目の朝を迎えた。
今日は再始動の月曜日。

その彼は、正規の守備範囲で交通整理をしている。
何事もなかったように……

晴れ渡っている。

通勤途中のラジオで、福島FMのキャスターが、
「心を明るくするような陽がさしています」と、レポートしていた。

同じ太陽に照らされているとはいえ、
置かれている状況の違いに胸が痛む。

太陽が陰ることがないように祈るばかりだ。

2011/03/13(日) 385 大震災
大震災の翌朝、車のエンジンキーを入れると、
FMラジオから「東北を助けて下さい」
中学生の投稿が読みあげられていた。

「悲しみに包まれています」
仙台市の津波に遭った地域からさらに5キロほど内陸に入った所で、
爪痕を見た高校生からの報告だった。

まだまだ被害の全容は分かっていない。

津波で壊滅した市や町があるという。
情報収集もままならないのだろう。

明るい陽光が射してきた。猛威の痕もてらしているのだろうか。
一瞬にして命を奪われた方々の無念を思うと胸が痛む。

これは12日にアップしようとしていた「ひとこと」。
13日の今日になって、システムが復旧したのでアップします。

震災の直後から続いた停電は、1昼夜たった昨夜の
午後6時10分に回復しました。

周囲の家々から漏れるオレンジ色の光に、
当たり前の生活の大切さを思いました。

そして被災した方々には心からお見舞いを申し上げます。

2011/03/11(金) 383 恐竜絶滅
一昨日はサンキュー(3/9)の日、昨日は砂糖(3/10)の日。
今朝起きると、粉砂糖をまぶしたような新雪に覆われていた。
サンキューどころか有難迷惑。純白なんて真っ平。八つ当たりです。

恐竜が絶滅したように、新聞が絶滅する。アメリカで真剣な論争がされた。インターネットによるニューメディアが台頭してきたころだ。

論争は冷めて、いまだに新聞が命脈を保っているとはいえ、将来にわたっての安泰が保証されたわけでもないし、低落傾向は今でも進む。

昨夜のNHKクローズアップ現代は「急成長するネット放送新時代」

キャスターとIT評論家の噛みあわない議論に、アメリカの事態を人ごとのようにとらえていた日本の新聞の危機感のなさを重ね合わせた。

紙メディアを襲った激流が、次の標的にしたのがTVメディアなのだ。

民放のニュース番組で、「これさえ知っておけば明日の会社や学校での話題の困らない」との謳い文句を毎日繰り返すコーナーがある。

10個位のニュース項目を並べて、紹介するのはそのうちのわずか。
そのピックアップされたニュースが、私が見たい知りたいニュースと
合致したためしがない。

それって思いっきり「上から目線」でないですか?? ネットユーザーが
既存メディアに胡散臭さを感じるのはこんなところなのに……

3月絵日記の続き


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