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2011/05/12(木)
446 新茶の天ぷら
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♪夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る♪ ご存知「茶摘み」の歌い出し。
昨夜、駅前の馴染みの小料理屋さんで、 静岡から送られたばかりのお茶の葉の天ぷらを頂いた。 目の前で衣にまぶした、揚げたてのあつあつがおいしかった。
食べるのは1番茶でなければならないそうだ。いってみれば、 一番先に顔を出すやわらかで、うぶな奴を食するということ。 その後の2番茶などでは、すれて固くて駄目だそうだ。
その日の献立には、ワラビ、シドケが並んでいた。 秋田の遅い春の代表的な味です。 さて、この一番茶の天ぷらは何のお味?
ママが「初夏の味でしょう」
八十八夜は、立春から数えて88日目を差し、毎年5月2日ごろがこの日に当たるそうで、歌い込まれているように、茶摘みは夏の始まりの風物詩なのでしょう。
静岡とはだいぶ季節感が違うので、秋田にいながら一足飛びに初夏の味を頂いたようです。まだ口の中に、苦味というか渋みが残る。
お湯出しでなく、茶葉自体を食べたのだから…… 慣れない初夏の味は鮮烈で、少し苦かったです。
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