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2011/05/26(木)
460 お向さん
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最後の鉄製フェンスが取り除かれ、会社からの風景がご覧のように。 生まれたての吹けば飛ぶような会社ですが「お向さん、初めまして」
会社のある建物は、明治時代に建造された木造の町屋。大震災にもびくともせず、それよりも何よりも、100年以上もその姿をとどめていたことに、奇跡的な何かを感じさせる味な建物だ。
再開発によるビル建設、そして頓挫してのビル解体の現実がある 一方、今でも、どっこい生き続ける町屋の存在は、歴史の皮肉 とはいわないまでも、興味を引く対比ではある。
さて、フェンスが取り除かれ始めたあたりから、この広場は遊びに もってこいだとの思いに駆られた。たぶん禁止でしょうが……
昭和30年代、小さなスペースを見つけてはガキ同士が集って、 軟式テニスボールを使っての野球に明け暮れたことを思い出す。 その“空き地欠乏感”がよみがえってのことだと思う。
バットは無しの手打ち、ダイアモンドではなく2塁を省略した三角ベースなど、さまざまな工夫を凝らしていた。少人数でも遊べるし……
夏場の竿燈のために提供するらしいが、それまでは空き地。 空き地を見ると遊んでみたくなる衝動にかられる、お子様や大人は、 出現するのでしょうか…… はなはだ不謹慎ではありますが。
みんなよそよそしく、広場に目をやるだけのことでしょうかね…
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