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2011/06/19(日)
484 任地は被災地
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昨夜、自宅新築で世話になったハウスメーカーの営業マン氏が転勤の挨拶に。14年経つが、増築やロフト(写真はロフトへの階段)と、改築が2回。おいしい顧客!? のお蔭か、今も付き合いがある。
4月に被災地の拠点で、20数億円の受注高を上げた競合他社もあるようで、ハウスメーカーは復興受注を巡り、単価下げや割引などの特別メニューで、鎬を削っている。
彼の会社は、6拠点を太平洋沿岸部に構える。「『余っている奴はいないか?』という判断基準で、白羽の矢が立ってしまった」と、自虐ギャグ!! を飛ばしているが、「望むところ!! 」とのオーラを感じた。
任地は石巻。何度か下見に訪れた現地は、法規制で今すぐ新築というレベルではないが、モデルルームへの来場者は後を絶たないという。
でも、住み慣れた被災地を離れて仙台などで新築するケースも多く、4月の記録的な受注高となった。既に受注競争が激しいのだ。
復興景気をとりこぼすな!! は、企業なら当然。ハウスメーカーが被災地に出向いて需要を掘り起こすのは、生活基盤を提供する事業者の使命ですらある。
「家を建てるということだけでなく、広くやってほしい」という、大きなミッションも与えられた。16年目の初めての転勤は、彼にとって願ってもないキャンバス。復興という2文字を胸に、思いっきり腕を振るってほしい。 被災者の分も頑張って下さい!!
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