ひとこと
はじめまして
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2011年6月
前の月 次の月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
最新の絵日記ダイジェスト
2024/04/25 5177 型抜き
2024/04/24 5176 手回し
2024/04/23 5175 大絶賛
2024/04/22 5174 目覚め
2024/04/21 5173 販促力

直接移動: 20244 3 2 1 月  202312 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  202212 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  202112 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  202012 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201312 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201212 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201112 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201012 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 月 

2011/06/30(木) 495 バナナ
ユータロー君、コータロー君にとって、バナナはごくありふれた果物。

「食べる?? 」と尋ねたものの、「いらなぁ〜い!! 」などと、軽く袖にされたら、バナナに格別な思い込みのあるオジサンにとって、つらすぎるなぁ〜と、思っていたら、おいしそうに頬張ってくれてほっとした。

子供の好物にとどまっていてくれて、うれしかった。僕ら世代より遥かに若いママにも、「大好きよ!! 」と言ってくれてうれしかった。

かく言う私たち世代は、怒涛のように輸入されて高級感が薄れた経緯をつぶさに見ている。それでいて、バナナがまさに“高根の花”の時代を幼年期に体験しているので、渇望というか、それを遠足のおやつに持って来られる“お金持ちの家庭”の象徴だったりして、格別の思いを持ち続けている。

そんな刷り込みがあるものだから、東京で一人暮らしを始めた時も、駅前の裸電球の下で山積みされたバナナから一房を買うのが、何やらうれしかった思い出がある。

コータロー君に言わせると、お兄ちゃんのユータロー君は「前はおサルさんだったんだよぅ〜!! 」だそうだ。バナナとおサルさんの連想。今も昔も変わらないなぁ〜 。お兄ちゃんは平然と頬張っていた。

そして、謹厳実直な父が、バナナだけは店先で買って持ち帰っていたなぁ〜 などと思い出し、やはり、父にも何かの思い入れがあったのかなぁ〜と思うのだ。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.