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2011/07/10(日)
505 究極の野菜室
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のどかな日曜日。朝食後、お茶を飲んでいると「かあさんいる!? 」と声。えっ どこ? アチコチ見ると、庭先に隣地の畑の“お母さん”
手にはレジ袋に入れたササギ。3分もしないうちに、「初ものだ!! 」と、今度は初収穫のキュウリを3本手にして満面の笑顔で再登場。 こちらもつられてうれしくなった。
その後、畑に2組の夫婦が集結。作物自慢やら何やらひとしきり。そしてもう一方の“旦那さん”の自転車のかごには、キュウリが数本。
実は、“旦那さん”の朝採りキュウリは昨夜、味噌をつけて生で食した。これがキュウリかと思えるぐらい、フルーツを思わせる味。折ると水分が弾けるみずみずしい食感は、朝採りならでは。興奮した。
2組のご夫婦の収穫期や、見極めには微妙なずれがある。キュウリに関してはもう1回、「初もの」を食べるラッキーに恵まれたことになる。今夕も、冷たいビールに“もろキュー”の登場だ。今から喉が鳴る……
これって、究極の野菜室?? 「キュウリが食べたいな…… 」。そう思ったら自転車で乗りつけ、冷蔵庫の野菜室を開けるかのごとく数本を見繕ってかごに入れる……
ここの至るまでは土作りから始まってカラスとの対決など、いろんな苦労の積み重ねがあってのこと。外野が究極の野菜室?? などと、のんきなことを言っている場合ではないのだが…… 収穫期を迎え、いそいそと畑にくる2組のご夫婦をみていると、ついうれしくなる。
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