|
2011/08/17(水)
543 ラジオ中継
|
|
|
昔のラジオの実況中継の方が饒舌だったような気がする。そして名調子。口真似をしながら手打ち野球などに興じたことを思い出す。
会社で大震災時に購入した電池式ラジオに耳をそばだてた。
「投げました」からミットに収まる音までの間、あるいは鋭い金属音が響くまでの間、この間のアナウンサーの無言がもどかしい。テレビ中継では違和感はないが、もっとラジオ中継らしく饒舌になってくれ!!
3回の攻防あたりには、近くの女房の実家のTV桟敷に陣取った。 延長12回、力尽きたという感じの投手は笑顔だった。
リードすること2回。地力の違う野球名門校に地方の公立高校が挑むという、まさに球児が置かれるポジションが2つに大別されるとすれば、まさに、対極にいるチームの対決。
「150キロを超すピッチャーもいなければ、50本も打つホームランバッターもいない。全員が一丸となった結果です」と歴戦を振り返り、胸を張った投手のコメントがすがすがしい。
それにしても、TV、ラジオのキャスター、解説者が“強者”の味方に思えたのは、地元贔屓のひが目なのだろうか。「あと1本が出ていれば早々と勝敗が着いた」と言わんばかりの発言には歯がみをしていた。
本当に、投手の笑顔に救われた思いです。全員が力尽きたのだ。 悔いのない戦いだったと思う。ありがとう。
|
 |
|
|