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2011/08/20(土)
546 アジの開き
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13日午後4時半の画像。 義父の忌明けを待って海釣りに出掛けた義兄の釣果です。
東京在住の釣りキチ。大震災以降、太平洋側の釣り場には人が集まらないそうだ。秋田に来る度、思い存分竿を振るいたくて夜釣りに出掛ける。船外機付きの釣り船を持っていた義父を偲ぶように…
そういえば、「義父がヒラメやスズキの大物を釣り上げた時は、いつも傍にいた」と義兄が酒席で話していた。 海には特別な思い入れがあるのだ。
その日は、餌になる小アジを釣って、さらなる大物を狙うという魂胆。 小アジは釣れたが、食物連鎖のさらに上位にいる大物君は小アジに食いつかなかったのだ。
義兄は器用なもの。10センチ足らずの小アジの果てまできれいに2枚に下ろしてくれた。女房が小麦粉をまぶし、頭からガブリといけるようにじっくり熱を通したフライは、タルタルソースをかけて… 食物連鎖の最上位にいる人間様がおいしく頂きました。
その義兄の長男が今日結婚式を挙げます。これから東京です。 97歳で亡くなった義父の忌明けを早めたのもそんな理由からでした。
新たな門出を迎える2人は7月に秋田を訪れ、少し体調を崩したおじいちゃんに、結婚式の日取りを伝えていた。 ことし2回目の乾杯の音頭を頼まれています。
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