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2011/08/07(日) 533 竿燈最終日
鳥の目になって竿燈を眺めるのは初めて。
一見インベーダーゲームのインベーダーのような、あるいは、天日干しのイカのような輝く物体が、青白く光る屋台を挟んで上下2方向に整然と並ぶ姿は、マグマの流れのよう。

「ピィ〜〜ッ」と、笛を合図に、一斉に頭をもたげる瞬間は、マグマがほとばしる感じ!!少し大袈裟ですが、そんな印象さえ持ちました。

東北人のエネルギーがさく裂する瞬間ですね。それも、こんなエネルギーがあったことに、自ら、あらためてびっくりするような……

今年は、3・11があって、特にそんな印象が強かった。自粛ムードで出足が心配されたが、最終日は史上2番目の人出。このエネルギーのほとばしりが共感を呼んだことは間違いない。

そして、幼若、子若の小さな竿燈が大若に交じって主役を張っている姿は、今の時代は困難といわれる伝承という問題をやすやすとクリアしていることの証。囃子手が子供だったり女子だったりすることもいい。

最終日の雑踏を歩いたが、観客の顔が輝いていた。

祭の華の壮年の技に対する讃嘆だけでなく、次代を担う子若、幼若への励ましや、囃子手の女子たちへの温かな眼差しだった気がする。

東北人の潜在力、世代間を超えた一体感など、
さまざまなものを訴えかけた竿燈でした。


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