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2011/09/10(土)
567 ライト点灯
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ナナハンの前照灯が点いた。
全80回で終了する「週刊HondaCB750FOUR」は50回の大台に到達。後半に入り、完成に向けたチェックの工程が出てきた。
前照灯、ウインカー、メーターのバックライトなどのLEDライト、ブレーキやキックスターターの動きを伝えるスイッチボックスなどの電気系統をチェックするのだ。
「LEDテスター」なる部品が手元に届き、各電気部品のコネクターを差し込んで、実際に点灯するかどうかを確認した。
やはり大興奮は、前照灯。コロナのように光彩が斜めに一直線に出たのはうれしかった。スピードメーターやタコメーターのバックライトが実車並みに点いたのもうれしかった。
実際、闇夜の寂しいオンロードを走っていると、目に入るのは前照灯に照らされた限られたエリアとバックライトに浮ぶ2つのメーターだけ。
スピードを上げれば上げるほど、周りの景色は瞬間的に現れては消えていく。視野は縮んできて、穴に飛び込むような錯覚に襲われる。 「ライダーって孤独だよな」などと思っていたのは遠い昔です。
ライトが点灯したり、キックペダルを踏み込むとエンジンの始動音… 「パーツ付きマガジン」ではギミック(仕掛け)と表現しているが、 この一つ一つが昔のライダーにとってはたまらないのだ。
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