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2011/09/13(火)
570 雨天
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毎朝、玄関を開けるのが楽しい。日々変化しているのだ。 日暮れが早くなったからか、出勤するころには、やたら早いご出勤の大工さんたちがトントンカンカン。小気味いい音を立てている。
3軒目の柱が立った。屋根が乗っかった奥の家では、雨の吹き込み防止か、ブルーシートが回され、中で木工事が行われているらしく トントンカンカン。
はて、昨日立った柱の家には大工さんの姿はない。雨で、作業中止なのだろうか。それにしても乾燥材が雨ざらしになっていいものか…… など、少々心配になる。
「役者殺すにゃ刃物はいらぬ。あくび一つすればよい」 都々逸の一節らしいが、これをもじった「土方殺すにゃ刃物はいらぬ。雨の3日も降ればいい」の方が私にとっては馴染みだ。
大工さんにとっても雨は大敵。降る雨を恨めしくながめながら、 押していく工程に頭を悩ませていることだろう。 屋根さえあれば…… 地団太踏んでいるのかもしれない。
28日おきにレンジフードの交換に来る女性が「変わりましたねぇ〜 」と、大声を上げた。初めて建築足場が組まれたのが8月28日。 びっくり仰天もうなずける。この次には、どんな声を上げるのやら……
手前の芝は、恵みの雨で息を吹き返している。 同じ雨でも一方では、恨みの雨です。
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