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2012/10/26(金)
979 弁当の王道
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弁当の王道だから、贅を尽くした幕の内弁当、松花堂弁当などではない。単に食欲を満たす上で過不足なく、リーズナブルというか、最高傑作というか……
「のり弁」に優るものはないと思っている。白いご飯にそぼろ、その上に海苔。定番の竹輪のてんぷらは微妙に海苔にかぶる。白身のフライにはタルタルソース、それに漬物。これが必須で、それ以外にはキンピラや揚げ物などが少々……
栄養的にはどうか分からないが、食い気を促す抜群のコンビネーションだと思う。 独身の東京時代は、炊き立て持ち帰りの弁当屋さんが出はじめた頃。まさに財布の味方。衝撃の低価格でありながらこのボリューム感。シャケ弁と双璧でした。
先日、30代適齢期の独身男性に「晩御飯どうしてる」と聞いてみた。弁当屋さん、コンビニ、スーパーで調達し「自炊はしたことはないです」。留めは「炊飯ジャーは持ってません」「中食は栄養バランスもいい。自炊だと偏るし、無駄だし」
私の独身時代は、炊飯ジャーではなく電気釜の時代。お釜は当時、必要不可欠の生命維持装置の一つだった。何は無くとも白いご飯さえあれば……
「一人口は食えないが、二人口は食える」などと、苦し紛れに寝言を…… お米と釜があれば安心といった感覚はズレまくりでした。懐かしくてのり弁を…… コンビニ仕様ですが、びっくりするような進化が…
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