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2012/10/27(土)
980 狂い咲き
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秋田空港近くのゴルフ場は、この時期、霧に覆われることが多い。雄物川の水温と空気の温度差のよって早朝に生ずる川霧なのだが、飛行機の離発着に影響を及ぼすことも多い。
こちとらは命を預かっているわけでもない。気楽なもの。10m先も見えなければ危険この上ないが、気温が上がれば晴れる霧。移ろいを眺めているのも一興。
霧に覆われて森閑としている木立の上に、薄ぼんやり太陽の輪郭など浮かんでくると、幻想的でしばし見とれたり…… ぼやっとして、ショットをせかされたりして。
ゴルフ場は、自然の林や木立をコースレイアウトに取り入れている。自然の起伏を生かしたフェアウエーの緑、白く見えるグリーンのコントラストなど、よく手入れされた人為的な部分と、自然が微妙にマッチして、一つの機能美を作り出している。
そこに身を置くというか、自然に身を委ねるというのがゴルファーの醍醐味なのだ。 至らない私なぞには、自然が牙を剥いてくる、ということが多過ぎて……
コースの移動中に、花をつけているサツキを数多く見かけた。ほかの紅葉と不思議なコントラスト。夏の酷暑の影響なのか…… 1本のサツキだけなら狂い咲きといえても、こんなに多くでは…… そんな会話の楽しみも…… スコアは最悪に近かったが、3位入賞。これも狂い咲きでしょうか……
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