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2012/11/29(木)
1013 端末装置
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最近、FM番組で耳にした話…… 新進気鋭のIT企業の社長さんが居酒屋に行ったそうだ。注文はお客さん自身が端末を操作するシステム。その時は枝豆が何としても食べたかったらしい。
その端末にあるメニューをいくらいじくっても「枝豆○○円」が出てこない。フロア係を呼ぶと「今日のお奨め料理の中にあります」と…… 番組ではIT企業の社長であるだけに、専門的な改善方法のアドバイスで締めくくったのだが……
こんな居酒屋が東京に。秋田にも進出は時間の問題…… 一人で行けない。 IT企業の若手社長にして戸惑うのだったら…… 私にはハードルが高すぎる。
昨夜は久しぶりに夜の巷に…… その居酒屋では若い店員がお客の注文を端末装置に入れるのに悪戦苦闘。すぐ出るはずの煮込み、おでんは言うに及ばず、焼き鳥なんかは炭火に乗っかるまで、しばらくの時間が…… みんな辛抱強く。
居酒屋は「いらっしゃい!! 」「ヘイ、お待ち!! 」と、呼吸が命。端末利用は管理する側の論理だけで、お客様への視点が欠けているような……
「帰るよ!! 」と声を掛けると、オジサンがビールケースから腰を上げて串の本数を数え、「まいど!! ○○円!! 」 こんな西新宿の小便横丁の焼き鳥屋の気風が懐かしい。 私がついぞ見たこともないものが(写真)……
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