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2012/12/05(水)
1019 別の靴を人質に
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さすが職人!! と言うべきか…… ぴたりと鳴りが収まった。
静まり返った事務室内でコツ、ギュー、コツ、ギュー 歩くのに憚られたのだが……
彼は自分で履いてみて、鳴らないことを確認したそうだ。 自信満々の表情で「まず歩いてみて下さい」と。通常の歩きではこれ以上は曲がらないというぐらい極限まで曲げても…… スンとも言いませんでした。
真ん中に11本の木片のペースが埋め込まれていた。左側だけが鳴っていたのだが、左右で履き心地が違えばいけない、ということで、右側の靴底にも……
何年来の靴鳴りの悩みから解放された瞬間でした。ポンコツ選手を甦えらせる野村再生工場なるものがあったが、まさにこの職人は名伯楽。この靴も数年のブランクを経て先発ローテーション入りだ。他の靴の負担も軽く……
しかし、受け取りに行った際に履いていた靴がまずかった。その靴は、かかとが片減りしていて…… 「靴が傷むので交換を」との診断で入院と相成りました。
ペース埋め込みは驚くほど安かったが、かかとの交換ではしっかり取られ…… トホホでしたが、先発ローテーションのコマが増えたので、これくらいの出費は…… スキー靴のチューニングに訪れた女性も…… 賢い消費者の味方を再認識。
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