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2012/12/09(日)
1023 モノトーン
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一昨日、友人の父親の葬儀に向かうため、別の友人の車に乗った。雪が舞い白波が立つ海辺を北上しながら「12月に入れば寒くなるし、雪も降ってくるな」
3人は高校同期。付き合いの長短はあるが、最近ではよく顔を合わせる。 こんなシンプルな会話でも、いろんな意味合いが……
高校時代の真冬の柔道場の寒さや、雪原のラグビー授業を想像したかもしれない。昨今の温暖化、そして今年になってクローズアップされた爆弾低気圧だとか、極め付きは夏の酷暑が念頭にあったのかも……
不完全燃焼の紅葉や、いつになく寒かった晩秋。雪なしで迎えた12月など……
いろんな記憶のレンジで思いを巡らせた結論である。 この歳になると話の丸め方もシンプルだ。
朝起きると数センチの積雪。先週は別の個所の雪吊りを仕上げたが、家の前は先送り。オンコにはこの通り酷い結果になりました。いずれすぐにも消える日があろうから…… またしても作業は先送りです。
このモノトーンが、春先まで連綿と続くことを想像するだけで気が塞ぐ。 ほんの予行練習とばかり、とっとと消えてくれ。雪吊りして本番に備えるから。
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