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2012/02/13(月)
723 あと10回
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週刊「Honda CB750FOUR」も75週となり、完成まであと10回ほどに迫って来た。それでも、もう2カ月はかかる。
震える手で第1週の梱包を開けたのは約1年半前。足掛け3年に。
第1週は、巨大な燃料タンクにロゴ・マークを左右につける作業。長丁場を乗り切ってほしいと願う出版側の意図が読み取れるような、鮮やかなレッドに塗装された金属製部品に大満足。まんまと乗せられ、そして充実した完成の瞬間を待ちわびた。
先ごろはギミックの確認作業があり、ウインカーの点滅、フロントライトの上向き・下向き、セルモータースイッチによるエンジンの始動音をテストした。極め付きはキックスターターでのエンジンの始動音は、セルモーターの始動音と異なることに感激した。
同業者の新年会では、しばしナナハン談義。70回も回を重ねてうまく作動しなかったらどうしよう…… そんな思いでスイッチを操作した緊張。そして安堵。二人は、疾っていた頃に戻っていました。
結構値段も張る。「どうでもいいのよ」と、連れ合いは消極的な賛成。作業の間はおとなしいから、大目に見ているという構図か。
でもここにきて、完成の日が来るのが、なぜか惜しい…… 小説の結末に近づくと、なぜか読み進むのが怖くもあり、もったいないような……
微妙な感覚に襲われている。この心理って、一体何なのだろう……
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