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2012/02/18(土)
728 ホワイアウト
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9時46分。店の前の雪寄せ、机拭き、石油ストーブへの給油、そんなこんなを終え、紅茶でなごんでいると店の前がホワイトアウト状態。
前々回の「春の匂い」で、寒波が来るのを予想しつつも、 「陽光に春の匂いをかぎ取った人は多いはず」と書いた。 その気持ちはいささかも揺るがないのだが、 たぶん氷点下のホワイトアウトには、少し気分がそがれる。
今朝の雪寄せでの挨拶は「春はなかなか来ないですね」。 交わす言葉に“春”が登場すること自体、皆の気持ちが、厳しかった冬に早くもオサラバして、春を迎える準備に入ったことを示している。
春のような日差しに、冬将軍の最後のあがきというか、 抵抗も徐々に弱まっていくことは目に見えているのだ。 時々雷鳴が。これを「春雷」というのは気が早いか……
昨夕、会社の曇ったガラス戸を叩く音。ユータロー君ぐらいのシルエットなので「コンニチワ!! 」と開けると、ユータロー君ではなく見知らぬ同年代ぐらいの男の子。きっと、ユータロー君やコータロー君の楽しげな行動を何度か見て、「いつかは僕も」と、思って行動したのだろう。
挨拶!? を交わすと、うきうきとうれしそうな表情。 傍のお母さんは息子さんの行動にびっくりした様子だったが、 満足そうに見上げる息子さんの手を握り、会釈して帰っていった。
子供たちがうきうきしてくるのも、春近し、の証なのでしょうか。
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