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2012/02/23(木)
733 傘マーク
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全県一斉お日様マークの翌日23日は全県傘マーク。気温は高い。
「大潟村を除いて、すべての市町村に雪崩注意報が出ています」。とキャスター。大潟村には大潟富士と命名された海抜ゼロメートルの山があったが、干拓地なので雪崩の起こる心配のない平坦地ということなのだろう。びっくりするまでもない、実に当たり前のことか……
1月23日の「ひとこと」は、NHKが前夜7時のニュースで震災関連会議の議事録が残ってないことをトップで伝えたことに対し、翌日の活字メディアの沈黙について書いた。
昨夜のNHK夜7時のニュースでは、アメリカの原子力に関する第三者機関が、原発事故直後の緊迫した議事録を公開したことをトップで伝え、日本の情報公開の姿勢の後進性をまたしても炙り出した。
最悪の状態を想定した危機感あふれるやり取りは、後世の検証や国民目線にも十分に耐え得るもののようだ。「少しお休みになっては」という問い掛けに「分かった」という、緊迫の合間の一瞬の息抜きの発言も記録されるなど細大漏らさずというもののようだ。これに比べ……
疑問の第一は、世界に冠たる官僚がなぜ議事録を残さなかったか。
大混乱の中で、後日の検証に耐え得ない発言があっても不思議でない。包み隠さず記録することへの恐れ。ある意味ストックホルムシンドロームのような、特殊な依存関係が生まれてはいなかったのか…… もたれ合いの相合傘に紛れ込んで国民の目線を遮るようでは困る。
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