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2012/02/26(日)
736 は〜るよ来い
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日曜朝9時。家の前に昨秋出現した“ニューリトルタウン”の冬景色。我が家は中央の家に隠れ、両方の隙間に雪をかぶって沈んでいる。
さっきは青空だった。このカットを撮るために外に出ると雪がちらつき始めた。天気の急変も春を告げているように感じるのがおかしい。
旧住民はご多分にもれず、高齢化一直線。 このニュータウンの世代がびっくりするほど若く、少なくともここら辺に限れば、人口増と若返りなど、うれしいことずくめ。
そして、何よりもうれしいのが、小さなお子さんをお持ちの世帯が多いこと。歩いていると、お子さんの特徴的な通る声だけが漏れ聞こえる。
雪に沈んでいるので、外遊びができないのだ。 ♪春よ来い 早くこい あるきはじめた みいちゃんが ♪赤い鼻緒の じょじょはいて おんもへ 出たいと 待っている
童謡を思い出した。 作詞者は越後の人で、みいちゃんの目を通して、 春を静かに待つ思いを込めている。
ニュータウンの親御さんにとっても新生活が雪で始まったこともあり、 初めて迎える春には特別な思いがあるでしょう。 お子さんだって、外遊びをしたくってうずうずしている。
雪から解放された子供たちの歓声が響く春を、私たちも待っている。
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