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2012/02/06(月)
716 落雪
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昨日の午後4時12分、落雪があった。大きな音とともに、不穏な雰囲気。現場を見ると、雨樋が雪塊とともに落下していた。
昨年11月末ごろ、北海道から進出してくる企業の事務所を探したことがあった。平屋がご希望。鋼鉄製の波板の陸屋根に突き出した雨樋を不思議そうにしげしげ見ている。
「秋田では雨樋をつけるんだ…… 」 同じ寒冷地でありながら、北海道の非常識は、秋田の常識といったところか…… 社長いわく、「雨樋をつけても冬場に凍って壊れるから、初めからつけない」。非常に明快だった。寒冷地仕様の雨だれ対策は別にあるのだろう。
我が家では、年中行事のように、雨樋が落ちる。それも、決まって台所の上の傾斜が谷間になった個所。屋根雪は凍ったりゆるんだりを繰り返すうちに接触面は氷と化す。雨樋はアイスキャンディーの製造機のように半円形の氷を作りだすとともに屋根氷と一体化。 暖気になるともろとも落ちるのだ。
秋田は非常にあいまいな立ち位置のようだ。建売などでは、省エネなど環境に優しいことを売り物にするが、ガチガチの寒冷地仕様であることをうたった家を見たことがない。 それをうたうことで悪印象を与えることを恐れるようでもある。
たぶん、我が家も冬場の雪がどんな悪さをするかを、あまり考慮することなく屋根の形状が決められたのだろう。構造的な欠陥か…… またしても、復旧のやりくり算段をしないと…… トホホです。
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