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2012/03/22(木)
761 不携帯
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「ひとこと」に何を書こうか出勤時にも決まっていない場合が多い。 定点観測ではないが、家の前を撮っとけば使わないまでも気持は落ち着く。あるべきコートのポケットを探っても携帯がない……
家中を探して気付いたのは、会社の充電器に入れたまま帰宅したこと。「そうか、静かで穏やかな夜を過ごせたのは、不携帯のお陰だ」
そう思ったというのは、常に多忙でいたいという、願望!? が言わせた嘘です。完璧な見栄。そうなったらなったで嫌になるでしょうが……
携帯は、業務時間以外は、ほとんど鳴らない。希に7時台くらいに「気付かなくて… 」、「遅れてしまって… 」と、仕事の連絡が入る。
だから、それ以降の携帯のコールには、構えてしまう。大概が訃報にかかわる連絡のことが多いから。その時に気付かされる人の縁であったり、思い出であったり。しばし……
先日、少し年上の方と盛り上がった。顔を見ないままのメールのやり取りで、いとも簡単に騙されることを「あり得ない」と、一笑した。
でも、スナックのママやらから、Vサインやハートの絵文字のメールが届いたらどうする? にやけてしまって奥様にバレバレになったりして……
不携帯でも、全く不自由でない。いいことなのか、そうでないのか……
言葉の力の凄さを、球児から教えられた。素晴らしい宣誓でした。
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