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2012/04/15(日)
785 雪吊り解除その2
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日曜の晴れた朝です。やっと自宅前のオンコの雪吊りを解きます。 まあ、いろいろなことがあって今日の日を迎えました。
12日に雪吊り解除をした際、画期的な解除方法を見つけた。
まず枝をまとめ上げた鉢巻き状の荒縄を何箇所か切る。今まで枝を吊り上げて雪の重みから守っていた荒縄は、竹杭にだらしなくぶら下がる。次、竹杭とともに地面から抜き去る。ワン、ツーてなもんです。
職人仕事は、手順、手際の良さというか、仕上げも粋でなければなければならないし、解く際も手際の良さ、見た目の良さが求められる。
その観点からいえば、いささか無粋ではあるが、求められるスピード、 手数が少なくて済むといった意味ではまあまあか。
女の子をおんぶしたお年寄りから、挨拶を受けた。 女房の実家の家業に縁のある方で、今年、奥さんを亡くした。 「いろいろお世話になって…… 」。住まいはちょうど正面。 昨秋から息子夫婦と同居するため総2階建にしたばかり。 奥さんは、賑やかな3世代同居を楽しんだのだろうか……
「朝からむずかって困っている」と言うおじいちゃん。背中でお孫ちゃんのぬくもりを感じることで、さまざま癒されているのだろう……
「これからですね…… 」。私の作業を見ておっしゃった。 季節は春。すべてこれからなのだ……
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